日本の大学や専門学校に通っている外国人留学生は、日本人学生と比べて年齢も高く、結婚している人も少なくありません。
結婚している留学生が、母国にいる夫や妻を呼び寄せるためには、「家族滞在」というビザを申請します。このビザというのは結構難しいです。留学生というのは、勉学を目的としていますから、はたして配偶者を扶養できるのかが問題となるのです。
東京大学や東京工業大学など、一流大学の留学生の場合、卒業後にそれなりの企業に就職することが多く、企業の売上アップ、ひいては国益につながる可能性が高いということで、簡単にビザが取得できたりしますが、一般の留学生の場合、勉強しながら配偶者を扶養できるだけの安定的かつ継続的な仕送り、もしくは預貯金が必須条件となります。
こうした条件を満たしていることを、客観的に分かりやすく書面にするのも、行政書士のお仕事です。