タイ人が日本に来るとき、15日以内の滞在であればビザは不要です。ただし、IC旅券を保有していること、往復チケットを持っていることが条件です。
タイ以外のアジアの国については、インドネシア、ブルネイも同じく15日間はビザ不要です。UAEは30日ならビザ不要です。
また、韓国、シンガポール、香港、台湾、マレーシアについては、なんと90日間の滞在ならビザ不要なんですね。日本との関係とか不法滞在者の数とかによって、この日数が決められています。
ちなみに、日本人がタイに行く場合、仕事目的ならビザが必要ですが、観光目的なら不要です。滞在日数は空路で入国したか、陸路なのかによって異なります。面白いですね。空路、つまり飛行機での入国は30日間滞在OK、ラオスやミャンマーなどの隣国から陸路で入国した場合は15日間の滞在OKです。いずれも、タイ出国の航空券を保有していること、現金を1万バーツ以上持っていることです(1バーツは約3.3円)。
日本人は、世界中の国にビザなしで行けるイメージがありますが、アジア諸国の場合、観光目的であっても、ビザが必要な国がまだまだ多いです。具体的には、インド、インドネシア、カンボジア、スリランカ、ネパール、パキスタン、バングラディッシュ、ミャンマー、そして北朝鮮です。
★著書:これ1冊でまるわかり!必ず成功する外国人雇用