転職回数の多い人を雇うと最大60万円の助成金

高齢者の雇用などを対象とした「特定求職者雇用開発助成金」はよく知られていますが、転職回数が多く転職が困難な方を雇用した時にも助成金が出ます。

この助成金の正式名称は、
特定求職者雇用開発助成金(長期不安定雇用者雇用開発コース)です。

2017年4月から運用されているようですが、知り合いの社会保険労務士から聞いたところ、あまり利用されていないようです。

この助成金の詳細は、厚生労働省のウェブサイトに記載されておりますが、主な条件は下記となります。

  • 35歳以上65歳未満の方を雇用すること
  • 過去10年間に5回以上転職していること
  • ハローワーク等を経由して雇用すること

当事務所に転職希望の方が、転職回数が多かったので、この機会にちょっと調べてもらったのですが、よく利用されるキャリアアップ助成金との大きな違いは、社会保険加入が必須要件とされていないことです。(2018年6月21日、飯田橋ハローワークで確認)

IT系職種の外国人の方は、スキルアップのために転職回数が多くなりがちですが、こうした助成金を活用できるとよいですね。

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