外国人の年間所得を証明するための書類

外国人のビザ申請では、年間所得の証明書が必要なことが多いです

年間所得を証明するためには、主に3つの方法があります。

  1. 居住地の市役所(区役所)から発行される所得証明書、もしくは住民税課税証明書
  2. 会社から発行される源泉徴収票
  3. 税務署でもらう確定申告書の本人控え(税務署印あるもの)

ビザ申請で必須書類となっているのは、1の書類だけなのですが、たまに、2も出してくださいと言われるときがあります。永住申請や帰化申請の時に多いです。

この時、1と2の所得額が違う場合があります。金額が違ったまま提出してしまうと、審査が長引いたり、あらぬ誤解を招いたり、最悪、ビザが不許可になります。ですから、2つ出すように指示された場合は十分に注意してください。

金額が違う原因は、主に下記が考えられます。まずは、源泉徴収票の単なる作成間違いです。源泉徴収票は、税理士さんではなく、会社側で作ることも多いので、金額の間違いがたまにあるようです。この場合は、正しい数字に修正すれば問題ありません。
その他の原因としては、給与所得以外に不動産所得、一時所得、年金所得などがある場合、複数の仕事を掛け持ちしている場合などです。いずれの理由についても、きちんと理由を説明し、その根拠書類を出すことで、ビザ審査への悪影響をなくすことができます。むしろ、有利に働く場合もありますので、金額の違いに関する理由書はきちんとつけたほうがよいですね。

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