来日後、最初の1ヶ月がとても大切

国際結婚をしてから、はじめて外国人が日本で暮らすとき、大なり小なり、多くの外国人がホームシックになるようです。

日本人どおしの結婚でも、環境が変わることで、人間は多少なりともストレスを感じます。たとえ好きな人との新生活であっても、これまでの生活習慣の変化、通勤環境の変化、相手に合わせる生活など、幾つかのストレス要因があるからです。

外国人の場合、これらに加えて、生活する国が変わり、食事も変わり、買い物の仕方も変わり、周りの人間関係も大きく変わります。これは逆の立場になってみれば分かります。私達日本人が国際結婚をして外国(たとえばイギリス)で暮らすことになったとします。英語は多少話せるものとします。しかし、ネイティブレベルの英語ではありません。イギリスには親族はおろか、親しい友人もいません。そんな環境の中、配偶者は仕事仕事で忙しく、寂しさや不安を話せる相手もいない。。。かなりのストレスだと思います。

最近、結婚12年目の国際結婚カップルの方と話す機会がありました。その方たちが来日1ヶ月間に気をつけたことを聞いてみました。全ての人に該当するわけではないと思いますが、参考にしてみてください。

  • 外国人配偶者が来日して1ヶ月間は、できるだけそばにいるようにした。仕事で忙しかったが、空き時間にラインや電話をするようにした。
  • 毎週1回、母国の料理を食べに行った。食事は大切。我々日本人も、日本料理を1週間食べることができないとつらいと思ったから。
  • 来日してすぐ、買い物の仕方、電車の乗り方を教え、自分ひとりである程度行動できるようにした。
  • 最初の月は、給料の半分を渡して、外国人妻に家計を任せた。ある程度できるとわかったので、翌月からは、自分のこずかい以外をすべて管理してもらうようにした。つまり、こずかい制。あとから妻に聞いたところ、信頼されていることを感じて、とてもうれしかったらしい。
  • 自分(日本人側)の親から、外国人妻(夫)に対し、プレゼントや電話などをしてもらうようにした。

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